明暗のひとつ、メジャースケールとは?
ドレミや度数はわかったけどそれがどう活かされていくの?
音の並びはスケールという形でひとまとまりになっているんだよ。
スケールって確か音の並びのことだったよね!
そう!スケールには大きく2つあるんだ。
今回はそのうちの1つをみてみよう!
メジャースケールの成り立ちがわかる
メジャースケールを理解することで、
メロディとの音の関係やこれから学ぶ響きやハーモニーとの親和性を理解しやすくなります。
スケールについてはこちらの記事をご確認ください。
メジャースケールとは何か?
メジャースケールは音楽の基礎スケールのひとつで、
一般的には明るく心地よい響きが特徴です。
たくさんの有名な曲でも使われているので、耳になじみやすいかもしれません。
メジャースケールは7つの音で構成されており、規則的な音程のパターンがあります。
※1オクターブ上の音を含めると8つの音で構成。
メジャースケールの捉え方と音程のパターン
メジャースケールは明るい?
一般的にスケールの区別として明るい・暗いというものがあります。
明るい・暗いという概念的なもの、または比較的に明るく感じるものを長調。
暗く感じるものを短調と分けられることがあります。
ただ、メジャーが明るいという解釈は半分合っていますがそれではないというのが私の感覚です。
詳しくは後述の「メジャースケールの使われ方と魅力」の章で解説します。
メジャースケールは全・全・半・全・全・全・半
スケールとは?
特定の音階の全ての音を順に演奏したもので
その階段は「全音 – 全音 – 半音 – 全音 – 全音 – 全音 – 半音」となります。
またスケールの始まりをルート音と呼び、始まりの音から数えてスケールが決まります。
その決まりとなる音ごとに各メジャースケールがあり、
例えば、Cメジャースケールは
C(ド)- D(レ)- E(ミ)- F(ファ)- G(ソ)- A(ラ)- B(シ)- C(ド)となります。
メジャースケールの使われ方と魅力
記事前半の「メジャースケールは明るい?」の章でもお伝えしましたが
メジャースケールは明るさを基本としながらも様々な楽曲に使われています。
その例をいくつかご紹介します。
まずはメジャースケールのイメージに近いAKB48の「久しぶりのリップグロス」
青春を感じさせるような爽やかさと初夏のような夏が始まったような雰囲気を感じさせる曲。
サビなど明るさを持ちながらもどこか回想を感じるような懐かしさ。
少し物悲しい感じの曲。
メジャースケールを使いつつ、「明るさ」で表現するにはまた違った曲。
こうした明るさだけでなく、感情の細かな移り変わりを表現する際には
メジャースケール内のコード進行(和音)の組み替えで雰囲気を変えることがある。
※コード進行・和音については別途こちらの記事をご確認ください。
※現在準備中。
まとめ
メジャースケールは全・全・半・全・全・全・半
メジャースケールでも明るいだけの曲だけではない
今回はメジャースケールだったけれど理解できたかな?
うん!音の並びや使われ方も様々だね!もうひとつも気になるね!
よし!次はもうひとつのスケールについて学んでいこう!